クック氏 二度目の訪中で関係者と会談
アップルのティム・クックCEOが中国を訪れ 、中国のパートナー企業や政府関係者と面会しているとの情報が9日に報じられた。クック氏は中国工業情報化部の苗◆部長や、中国聯通(チャイナ・ユニコム)、中国電信(チャイナ・テレコム)、中国移動(チャイナ・モバイル)等の中国情報産業界のトップと会談する予定だ。クック氏は前回の初訪中からわずか10カ月を経て、再度中国を訪れた。クック氏はジョブズ氏からCEOの座を引き継ぐと、中国市場に対する態度を変更し、決算報告会等の公の場で中国市場の重要性を強調した。北京商報が伝えた。
クック氏は苗部長と、中国IT産業および世界モバイル通信市場の状況、およびアップルの中国事業の発展について会談した。海外メディアは、クック氏の今回の訪中を「非常にフォーマルだ」と伝え、アップルにとっての中国市場の重要な意義について再度言及した。クック氏の今回の訪中については、それ以上の詳しい情報が伝わっておらず、アップルもコメントを発表していない。
クック氏は9日午前にチャイナ・ユニコムの役員と会談した。双方は両社間の提携について、「非常に満足している」と表明した。業界筋によると、クック氏はもう一社の中国提携キャリアであるチャイナ・テレコムや、商品の生産を委託しているフォックスコンの関係者と会談する予定だ。クック氏がチャイナ・モバイル側と接触するかについて、最も注目が集まっている。