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住宅価格の上昇幅が過去7カ月間で初めて縮小

 国家統計局が18日発表した4月の住宅販売価格統計によると、全国70の大・中都市のうち住宅価格が前月比で上昇したのは新築分譲住宅で67都市、中古住宅では66都市となった。新築住宅の価格が上昇した都市の数は3月と比べ1つ減り、中古住宅では3月と同じだった。70都市の新築住宅平均価格の前月比指数は100.95で0.14ポイント上昇。11カ月連続の上昇だが、上昇幅は過去7カ月で初めて縮小した。

 住宅価格の上昇した都市の数は安定を保った。また、多くの都市で上昇幅が明らかに縮小した。新築住宅価格が上昇した67都市中、上昇幅が3月と比べ縮小したのは36都市で、最高上昇幅は3月の3.2%から2.1%へと落ち込んだ。北京、上海、広州、深センなど一線都市では新築住宅価格の上昇幅が3月と比べ各々0.9ポイント、1.2ポイント、0.4ポイント、1.0ポイント縮小した。

 国家統計局都市司の劉建偉氏は「4月に上昇の勢いはいくらか緩やかになったものの、これまでの上昇の慣性作用で、まだ比較的多くの都市で価格が上昇している。住宅価格上昇はまだ根本的に解決されておらず、住宅市場規制は依然実施の正念場にある」と指摘した。(編集NA)

 「人民網日本語版」2013年5月19日

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