2014年1月16日  
 

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仲良し中日同級生の「タブー」 千葉

 2014年01月16日14:57
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 BBC(電子版)は先ごろ、中日両国の政治関係が日増しに悪化している状況の下、見過ごすことのできない人達がいる、と報じた。日本で生活する中国人のことだ。統計では現在、在日中の中国人は80万人近くいる。日本の総人口の0.6%を占めるにすぎないが、依然きわめて大きなコミュニティーだ。法制網が伝えた。

 孟冬さんと川口さんは千葉大学の院生。「囲碁ファン」のふたりは気がつくと一緒に遊ぶようになり、学校でいつも囲碁の腕前を磨き合うようになった。

 日本の同級生とすぐに仲良くなるとは、孟冬さんにとって来日した当初は思ってもいなかった。2013年初めに日本留学を準備していた際、中日関係はすでに釣魚島(日本名・尖閣諸島)などの問題により異常に緊張していた。家族の懸命の説得にもかかわらず、自動車関連技術を専攻する孟冬さんは、将来の夢を語り、家族に日本で学び、探求する道を選ぶことを納得させた。しかし実家を離れる直前、母は「よくよく身の安全に注意してね。とりわけ他人様とは政治の話はしないように」と念を押した。孟冬さんはすこしためらった。中日関係はいったい自分の日本での勉強と生活に影響するのだろうか、と思った。

 孟冬さんの日本での留学生活はもう半年あまりになる。当初の自分と家族の心配は、ある意味「杞憂」だったと感じている。「実際には中日関係が自分に影響したことはない。少なくとも個人的見解ですが、日本の普通の人々はあまり政治に関心がなく、中国人に対してとても好意的です」。

 来日して間もない頃、一度簡単な道順を尋ねた際、孟冬さんの日本人に対する見方は変わった。

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