海外メディアが、マカオのカジノおよび資金の外部流出に銀聯カードが利用されていると報じたことについて、中国銀聯は13日「当社は銀行カードのリスク管理を重視しており、各社と協力し銀行カードによるマネーロンダリングなどの違法行為を取り締まり、域内外の決済の安全を保障している」と表明した。新華社が伝えた。
中国銀聯の統計データによると、2013年第1―3四半期、銀聯カードの詐欺被害比率は2.32BP(BPは1万分の1)、クレジットカードの詐欺被害比率は0.15BPで、同期の世界平均水準を下回った。
カジノ観光産業はマカオ最大の産業で、現地経済の中で特別な地位を占めている。カジノ資金の銀行カードを利用したマカオ流入は、すべての銀行カードが直面している問題だ。その他の主な国際銀行カードはカジノで直接チップを購入できるが、中国銀聯は厳しい監督管理規定を採用しており、カジノの直接的な決済には使用できない。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年3月14日