日本の共同通信によると、日本政府は国土地理院が使用する「尖閣諸島(中国名・釣魚島)」および北方四島のローマ字表記を、外務省が使用する英文表記にあらためるよう決定し、すでに実施を始めている。今まで異なる表記が混用されていたため、日本政府はあらためて検討する必要性を認識していた。
釣魚島問題をめぐり中国と対立が生じたことを鑑み、日本側の今回の措置は、日本が使用する名称をより広く浸透させる意図が伺える。
釣魚島問題について中国外交部(外務省)は過去に幾度も、日本側がいかなる手段により一方的な不法の立場を宣伝しても、釣魚島が中国に属する事実を変えることはできない。中国は日本側が歴史と現実を正視し、一切の挑発的言動をただちに止め、対話と協議による溝の管理・コントロールと問題解決の軌道に戻るよう、厳粛に促している旨を表明している。(編集HT)
「人民網日本語版」2014年4月9日