中国国家海洋局が18日に明らかにしたところによると、西南インド洋の多金属硫化物資源区で作業中の調査船「大洋1号」に新発見があった。光学撮影機器が水深約1800メートルの海山を通過した際に、海山の生態系の撮影に成功し、大小さまざまの海底生物を発見した。これには約1メートルの鞭状のピンク色のサンゴ、20−40センチの枝状のピンク色のサンゴ、10センチ未満の密集した白色のサンゴ、不規則な形をした白色の海綿動物、ヒトデ、海蛇、魚などが含まれる。魚類の中には体長約1.5メートルのサメも見られた。光明日報が伝えた。
中国国家海洋局第三海洋研究所深海・極地海底生物課題チームの黄丁勇氏によると、これらの海底生物は主に7種類に分かれ、海山の上り坂と山頂に多く存在し、そのうちの多くは密集した白色のサンゴだという。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年2月20日