中国航空工業集団公司はこのほど、同社の自動制御研究所が初めて、3D印刷によりナビゲーション部品の製造に成功したことを発表した。この成功により部品の製造期間を大幅に短縮し、全体的な作業量が従来の5分の1となった。人民日報が伝えた。
同社は3D印刷を、C919大型旅客機、ARJ21民間航空機、MAシリーズ機など10数機種の精密インベストメント鋳造法に取り入れており、作業と開発の効率を大幅に高めた。注目を集めているY-20輸送機、J-15戦闘機も、3D印刷技術を採用した。そのうち初飛行に成功したJ-15のチタン合金耐荷重構造(ランディングギア全体を含む)には、3D印刷技術が使用された。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年3月20日