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昨年の全国十大考古新発見が発表、7件は緊急発掘

 2014年04月10日10:52
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江西景徳鎮南窯唐代窯跡からから出土

 2013年度全国十大考古新発見が9日、北京で発表された。十大発見のうち、学術的見地から自発的に発掘を行ったのは3件のみで、残りの7件は建設プロジェクト始動前の緊急発掘であった。人民日報海外版が伝えた。

 2013年度全国十大考古新発見は次の通り。陕西宝鶏石鼓山西周墓地、湖北随州文峰塔東周墓地、山東沂水紀王コ春秋墓葬(コは山の下に固)、湖南益陽兔子山遺跡、四川成都老官山西漢木椁墓、河南洛陽新安漢函谷関遺跡、陕西西安西漢長安城渭橋遺跡、江蘇揚州曹庄隋唐墓(隋煬帝墓)、四川石渠吐蕃時代石刻、江西景徳鎮南窯唐代窯跡。

 中国考古学会理事長の王巍氏は、「全国では毎年、1000件弱の発掘調査が進められているが、学術的見地からの自発的な発掘は全体の10分の1にも満たず、その他はすべて緊急発掘となっている。保存状態の良好な遺跡については、大規模発掘を主張せず、保護を中心とする」と語った。(編集YF)

 「人民網日本語版」2014年4月10日

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