江蘇省科学技術協会、浙江省教育庁などの共催による「第6回江蘇省職業教育革新大会」が19日に無錫市で開かれ、全省から274件のプロジェクトが入選した。揚子晩報が伝えた。
そのうち蘇州工業園区工業技術学校の「酒酔い運転防止システム」と呼ばれるプロジェクトが注目を集めた。運転手が酒酔い運転をした場合、ハンドルに取り付けられたセンサーが自動的にこれを感知し、エンジンを切るというものだ。
発明者のレイ志豪氏(レイはがんだれに萬)は、「センサーの部分は、ハンドル内に取り付けることができる。システムのその他の部分は、自動車の内部に取り付ける。センサーは運転手の吐く息を自動的に感知し、息に含まれるアルコール量が基準を超えた場合、ガソリンの供給を切断しエンジンを切る指令を出す。同時に自動車のハザードランプを点滅させる。また車のGPSを利用し、車の現在位置を交通警察および家族の携帯電話に送信する」と説明した。レイ氏はアルコールを染み込ませた綿を詰めた瓶を取り出し、センサーにかぶせた。センサーは3−4秒後にアルコールを感知し、赤いライトが次々と点滅し出した。レイ氏は、「これを適切に取り付ければ、自動車は発進できなくなる」と語った。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年4月21日