注目を集めるグルメドキュメンタリー番組「舌で味わう中国」第2シーズンが18日夜、中国中央テレビ(CCTV)で放送された。初回以来2年ぶりの第2作となった人気グルメドキュメンタリーは、変わらぬ語り口のナレーション、おなじみのBGM、空間を生かした焦点を引き立たせるカメラワーク、濃厚な懐かしい人情で、レンズの向こう側の食べ物の背景にいる人々へ、敬意に満ちた「舌で味わう中国2」となった。
放送開始前後、今回の作品もSNSで熱い話題になった。「作品から郷愁がつたわり心を打たれた」との声があった一方、「グルメシーンが足りない。シーンがめまぐるしく変わり、描き方にややまとまりがなかった」と不満も聞かれた。
もっともネットユーザーのほとんどは、初回作に比べ「舌で味わう中国」第2シーズンは人物ストーリーに手応えある深みが増した、と賞賛した。「西蔵(チベット)の養蜂者、秦嶺のムギ収穫労働者、陝西の一人暮らしのお年寄り、四川の養蜂夫婦、臨沂の伝統麺料理村落、東中国海の漁民夫妻、貴州の留守児童、福建の華僑のお年寄り」などのドキュメンタリーは食べ物にまつわる人々の物語として、存分に視聴者を感動させた。(編集HT)
「人民網日本語版」2014年4月21日