韓国国家記録院は2日、「日本関東大震災被害者名簿」(原題「日本震災時の被殺害者名簿」)を初めて公開した。聯合ニュースの2日付報道によると、同名簿には1923年9月1日に日本で発生した関東大震災の際に虐殺された朝鮮人(本記事における「朝鮮人」とは、日本の殖民統治時期に朝鮮半島に居住していた住民を指す)の名簿で、合計318人だ。同名簿には犠牲者の氏名、住所、虐殺された際の具体的な状況が詳細に記されている。新華網が伝えた。
この資料によると、日本の当局は警察や消防隊などを動員して朝鮮人を虐殺し、殺害時には竹やりや鉄の鉤などの凶器が使われたという。死亡者の中には10歳未満の子どもや2歳の幼児も含まれていたという。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年6月4日