◆地域内の情報共有網の形成
北京・天津・河北およびその周辺地域は今年、重点汚染源を共同管理し、共同チームのウェブサイトを開設し、地域内の大気質モニタリング、汚染源の排出、気象データ、対策の成果、管理の経験などの情報を共有する。他にも大気品質予警報プラットフォームを設立する。
北京・天津・河北およびその周辺地域の大気汚染防止協力第2回活動会議が5月に開かれ、今年の重点活動などの具体的な細則が確定された。
今年は重点業界の窒素酸化物と揮発性有機化合物の排出を優先的に抑制し、地域内の石炭火力発電所、セメント工場、大型石炭燃焼ボイラーの脱窒に取り組む。また車の排気ガスの管理を強化し、地域内のガソリン製品の品質のアップグレードを加速し、2015年には北京・天津・河北で国V基準のガソリンとディーゼルオイルを全面的に供給する。
北京市環境保護局によると、北京は揮発性有機化合物の費用基準を検討中で、現在の二酸化硫黄の1キロ当たり10元(約164円)の基準を上回る見通しだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年6月10日