国家税務総局が11日に発表したデータによると、今年5月に全国の税務部門が取り扱った税収は1兆435億元(約17兆1233億円、輸出税金は還付済み)に上り、前年同月比6.2%増加した。このうち技術サービスなどの産業からの税収が急速に増え、情報サービス産業からの税収も大幅に増加しており、経済構造が一層改善され、経済全体の競争力が高まりつつあることがうかがえる。
データによると、5月の情報サービス産業からの税収は同23.3%増加し、特にソフトウエア・情報技術(IT)サービス産業の増加率が26.8%に達したほか、電気通信、ラジオ・テレビ、衛星伝送サービス産業の増加率も21.9%に達した。
産業構造の全体の中で、第三次産業からの税収の伸びが第二次産業を大きく上回った。5月の税収の増加率は第二次産業が3.4%、第三次産業が6.8%。税収の伸びによる貢献度をみると、第二次産業は24.5%、第三次産業は74.9%だった。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年6月12日