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新型麻薬「チャット」の密輸が急増

人民網日本語版 2014年06月23日15:04
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新鮮なチャット。(資料画像)

広州税関は、22日に開催された記者会見において、「本税関は2013年10月以降、麻薬密輸撲滅『突撃』『完全包囲』行動を展開し、国際宅配便を利用した麻薬密輸を徹底的に取り締まった。今月15日の時点で、171件の麻薬密輸事件を調査処分、17の麻薬密輸グループを摘発、91人の容疑者を逮捕、計2069キログラムの各種麻薬を押収した」と述べた。人民日報が伝えた。

広州税関副税関長兼密輸取締局局長の羅銀波氏は、次の通りコメントした。

特別行動期間中、本税関は、自主開発した国際郵便物通関管理システムを運用し、郵便局の管理システムと連携させ、IT技術を駆使しつつ、リスク分析、精確な検査、麻薬隠匿が疑われる郵便小包の抜き取り検査などを実施した。今回の特別行動がスタートしてから、麻薬捜査犬による麻薬摘発件数は20件に上り、計23キログラムの麻薬を押収した。また、本税関は特別捜査チームを立ち上げ、密輸麻薬密売グループの集中取締りを展開し、麻薬密輸犯罪の根源組織の撲滅に取り組んだ。

現在は、「チャット」など新型麻薬の密輸が急増していると同時に、麻薬の輸出が増える傾向にある。税関が、口岸における出入国検査での麻薬密輸の摘発を強化し続けていることから、麻薬密輸ルートが国際宅配便を使った方法にシフトしつつある。年初来、広州税関が摘発した麻薬密輸事件のうち、国際宅配便を使ったものが71%を占めた。(編集KM)

「人民網日本語版」2014年6月23日

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