鄧超(ダン・チャオ)や俞白眉(ユー・バイメイ)が共同で監督をつとめるコメディー映画「分手大師」(The Breakup Guru)が27日から全国で公開される。制作スタッフは上海で23日、世界公開のイベントなどを行った。鄧超、俞白眉の両監督や孫儷(スン・リー)、戴楽楽(ダイ・ララ)、曹可凡(ツァオ・クーファン)らが同日のイベントに出席した。赤ちゃんを出産したばかりの孫儷も会場に姿を見せ、夫の鄧超の新作を応援した。新華網が伝えた。
孫儷が産後初めて登場
23日午後に上海大光明映画城1号ホールで行われた大規模なイベントは盛り上がりを見せた。「鄧超監督は素晴らしい。映画は面白かった。友人たちともう一度見に来る」、「鄧超監督はユーモラスで、映画全体の中でまともな場面は1秒もなかった。シリアスな場面も真に受けてはだめだ、監督に騙されてしまう」。試写会の後の会見で制作スタッフが紹介される中、まだ姿を見せていなかった孫儷が、その後皆の歓声の中で舞台に姿を見せた。
産後に姿を見せた孫儷は元気で、体つきも回復し、赤ちゃんを産んだばかりの母親とは思えない様子を見せた。涼しげな夏の装いで登場した孫儷は、夫の最新作を大きく応援した。
「史上最も『卑しい』映画」
映画「分手大師」はすでに全国のファンから「史上最も卑しい」映画だと評価されている。鄧超監督は全国での公開イベントでも「卑しい」ぶりを発揮し、全国で「卑しい」旋風を巻き起こしている。鄧超監督のファンが鄧超監督の「卑しい」スタイルについて熱心に論議する中で、鄧超監督自身は「実際、それぞれの人間の心の中にはいずれも小さな『卑しい』人がいる。今回私は心の中の『小さな卑しい人間』を開放しただけだ」、「この映画が表現したいのは、暗闇の中で笑いを忘れた時、以前の楽しい頃の自分を思い出し、その気持ちを留めて拡大することだ」と語る。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年6月26日