国務院台湾事務弁公室主任が初訪台　前向きな共通認識にいたる (2)

　双方は両岸関係の発展における若干の重要事項について以下の通り話し合った。

▽引き続き両岸関係の平和的発展という正しい方向を堅持し、各分野の両岸交流・協力をさらに推進し、両岸民衆の期待により良く答え、両岸民衆に幸福をもたらし続ける。

▽引き続き国務院台湾事務弁公室と大陸委員会の連絡・意思疎通メカニズムを整備し、その役割を十分に発揮し、両当局間の意思疎通を強化し、両岸関係の発展における突出した問題を適切に処理し、両岸民衆により良く貢献する。

▽引き続き両岸の経済協力を深化し、ECFAの後続協議プロセスを推進し、両岸の共通利益を拡大し続け、協力の成果が庶民を始めとする両岸の民衆に幅広く恩恵をもたらすよう努力する。双方は共同研究作業をできるだけ早く開始し、両岸経済の共同発展と地域経済協力を結びつける適切な方法と実行可能な道筋について実務的に検討する。

▽海峡両岸関係協会と海峡交流基金会の事務機関相互設置について引き続き協議し、その他の残された問題を実務的、適切に解決し、できるだけ早く協議を妥結する。