海底地形名小委員会(SCUFN)第27回会議がこのほど、モナコの国際水路機関(IHO)本部で開かれた。同会議は本年度の、中国を含む12カ国が出した78の新たな海底地形名の提案について審議した。同委員会の審議と意見に基づき、中国の14の海底地形名の提案が承認された。科技日報が伝えた。
この14の海底地形名のうち、12は太平洋に、1つはインド洋に、1つは大西洋に位置する。同委員会は、政府間海洋学委員会(IOC)、大洋水深総図合同指導委員会(GGC)の下部組織で、世界の海底地形名界で権威と影響力を持つ国際組織だ。同委員会は毎年1回会議を開き、各国から提出された海底地形名について審議する。審議で承認された海底地形名は国際海底地形名リストに入れられ、各国の海図作成、科学研究などに提供される。中国は2011年から4年連続で海底地形名の提案を行っている。現在までに43の海底地形名が審議によって承認され、国際海底地形名リストに入れられている。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年6月26日