中国大手コンテナ会社・中国国際海運集装箱(集団)股フェン有限公司(略称は中集集団)が建造した半潜水式海洋プラットフォーム「OOS Gretha」、「OOS Prometheus」の交付式が、ブラジルのリオ・デジャネイロで開かれた。この二つのプラットフォームはすでに、ブラジル国営石油会社・ペトロブラスに生活支援サービスを提供している。そのうち前者は、ブラジルの海域で稼働する最大の深水半潜水式海洋プラットフォームとなった。人民日報が伝えた。
同プラットフォームは中国企業が独自に設計・建造したもので、100%の知的財産権を有する。今回の交付は、中国製品が海外主流ユーザーに認められ、中国海洋設備製造業が重大な突破を実現したことを意味する。
「OOS Gretha」の全長は137.75メートル、幅は81メートル、深さは39メートルに達する。可変甲板の最大搭載量は7070トンに達し、618人が生活できる。同プラットフォームは、西アフリカ、ブラジル、メキシコ湾などの海域での使用に適している。
ブラジル石油・天然ガス・バイオ燃料監督庁の元責任者は、「同プラットフォームの交付は、ブラジルと中国のエネルギー協力の前進の象徴だ。中国企業が海洋設備の設計や建造を巡り、現地企業と協力し、相互補完とウィンウィンを実現することに期待している」と語った。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年6月9日