中国人民銀行(中央銀行)が先月30日に明らかにしたところによると、第6回中日韓中央銀行総裁会議が29日にスイス・バーゼルで行われた。新華網が伝えた。
韓国銀行の李柱烈総裁が主催し、人民銀の周小川総裁、日本銀行の黒田東彦総裁が出席した。会議では3カ国の最近の経済金融情勢について、意見交換が行われた。
中日韓の中央銀行は2008年12月に共同声明を発表し、総裁会議を定期的に開催すること、地域の経済金融情勢やともに関心を寄せる中央銀行にかかわる議題について意見を交換することに同意した。総裁会議は原則として毎年1回開催し、第1回は人民銀の主催で2009年に広東省深セン市で行われた。
人民銀によると、第7回会議は人民銀主催で来年に予定されているという。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年7月1日