中国公安部(省)はこのほど、16項目に及ぶ「便民・利民サービス(生活のさまざまな領域にわたる広範な住民サービス)」を発表した。これには、戸籍管理、出入国審査、出入国、消防、刑務所、道路交通管理など多方面に関連するサービスが含まれる。具体的には、生鮮食品を対象とした優先通関制度の推進、国境を超える児童のための専用出入国レーンの設置、出入国証明書の申請から発行までの時間短縮、同一省内における市を跨ぐ際の入境検査の自動車による実施など。人民日報が伝えた。
このうち、出入国審査手続の自動化ゲートに関しては、対象範囲がさらに拡大され、次の5つのタイプの人々が、出入国審査の際に自動化ゲートを利用することが可能となった。
(1)指紋データが保存されている電子版一般旅券を所持している中国公民
(2)指紋データが保存されている電子版香港マカオ通行許可証または有効な香港マカオ滞在許可証を所持している大陸部住民
(3)台湾住民の大陸部往復通行許可証または、有効期限が1年以上あるマルチ大陸部滞在許可証・居留証を所持している台湾部住民
(4)外国の旅券と中国の永住許可証を所持している外国人
(5)定期国際便の航空機で勤務する中国人クルーおよびCビザ(乗務ビザ)、Zビザ(就労ビザ)または居留証を所持している、勤続1年以上の外国人クルー
(編集KM)
「人民網日本語版」2014年7月25日