広州市検察院は30日、麻薬密輸罪の容疑で逮捕された愛知県稲沢市の桜木琢磨市議をこのほど起訴、市中級人民法院(地裁)で公判が開かれる予定であることを明らかにした。中国新聞網が報じた。
広東警察が以前明らかにしたところでは、2013年10月31日、広州白雲国際空港の保安検査場で、広州発上海行きCZ3613便に搭乗予定だった桜木琢磨市議(70)が携帯していたスーツケースから、麻薬とみられる白い結晶3キログラムが見つかり、押収された。警察は同市市議を刑事拘留処分とした。
広東警察は2013年11月29日、桜木容疑者の身柄を白雲区検察院に移送、麻薬密輸罪の疑いで逮捕した。広州検察局による捜査の結果、桜木容疑者は中国滞在中、外国人の仲間と共謀し、覚せい剤メタンフェタミン3キログラムを日本に密輸しようとしていた事実が判明した。
桜木容疑者は、愛知県稲沢市の市会議員。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年7月31日