2014年7月4日  
 

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中国の首都経済圏発展計画、交通一体化を重視

人民網日本語版 2014年07月04日13:12

記者が関係者から得た情報によると、首都経済圏発展計画が専門家による審査の段階に入っており、発表まであとわずかとなった。同計画の内容にはインフラおよび医療、生態環境の建設、監督管理などが含まれる。インフラ一体化では交通建設を重視し、永定河北側の北京首都第二空港を中心とし、北京・天津・河北地区のインフラ整備と物流網の構築を実施する。経済参考報が伝えた。

このほど開かれた専門家審査会では、主に首都経済圏のインフラ一体化の問題が話し合われた。そのうち特に重要視されたのは交通網の建設で、北京の新空港の建設を巡り実施される運びとなった。上述した関係者は、「北京の新空港は、国民経済と社会発展の第12次五カ年計画の綱要、国家第12次五カ年計画総合交通輸送システム計画が確定した重点プロジェクトで、巨額の投資と大きな役割・影響を生む。新空港は、北京および華北地区の民間航空の輸送の需要を満たし、現代的な総合交通輸送システムを構築し、北京の国際都市建設、および北京・天津・河北都市圏の発展を加速する上で重要な意義を持つ」と指摘した。

保定市、廊坊市などの都市は、北京新空港の周辺への影響に注目しており、地理的優位性を利用しPRを展開している。保定市白溝新城党業務委員会副書記の楊建軍氏は、「白溝新城は北京から102キロ、首都新空港から55キロしか離れていない。建設を計画中の首都新空港の都市間高速鉄道、天津と保定を結ぶ高速鉄道は、いずれも白溝に駅を設ける。竣工後、白溝と北京は50分で結ばれる」と説明した。廊坊永清県は2006年の時点で、北京新空港に近いことをPRしており、深セン台商協会、東莞台商協会を誘致し、永清台湾工業新城を共同建設した。

北京社会科学院が発表した「北京経済発展報告(2013−2014)」によると、今年の北京市の経済発展の主要任務は、首都経済圏発展計画の発表、交通インフラ一体化の優先的な推進だ。北京市の王安順市長はこのほど第11回北京市市長グローバル経営者諮問会議に出席した際に、「北京は首都経済圏発展計画を策定中で、北京・天津・河北の共同発展促進で実質的な進展を実現した」と述べた。(編集YF)

「人民網日本語版」2014年7月4日

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