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2014年、新卒者の平均初任給は約4万円

人民網日本語版 2014年08月04日14:27

北京大学市場・メディア研究センターおよび情報ポータルサイトの趕集網はこのほど共同で「90後(1990年代生まれ)大卒生の就職報告書」を発表した。35万件あまりの有効回答をまとめた同報告書によると、今年の新卒者の平均初任給は2443元(約4万500円)で、iPhone1台の価格のわずか半分であることがわかった。地域別に見ると北京の平均初任給は3019元(約5万円)で、3割以上が「親のすねかじり」状態、約4割が「毎月の給料を全部使い果たす」生活であることがわかった。北京青年報が伝えた。

2014年の新卒者平均初任給は2443元で、2013年比324元(約5380円)増となった。1線都市の初任給は他都市を上回り、北京は3019元に達した。男女別で見ると男性の平均初任給が2630元(約4万3600円)で女性よりも389元(約6400円)高く、伝統的な男尊女卑現象が今も存在していることがわかった。また、同じ条件では女性よりも男性を採用したがる企業が多く存在した。

2014年新卒者の生活状況調査によると、卒業後は両親から資金援助を受けないとした人は65.9%だった。自分の収入で経済的な独立を果たしたこれらの人は、「親のすねかじり族」ではないが、残る3割以上の人は両親に頼る生活を続けており、毎月1千元(約1万6000円)以上の援助を受けると回答した人も5.9%いた。これらの人のうち、84%は就職先が見つかっていないにもかかわらず、毎月の支出が1553元(約2万5800円)に達し、同年新卒者の平均水準を36%上回った。(編集SN)

「人民網日本語版」2014年8月4日

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