成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地が12日に明らかにしたところによると、赤ちゃんパンダの成長を追う世界初のネット中継イベントがこのほど開始された。ネットユーザーは「優酷土豆」、「ニコニコ動画」などの動画共有サイトを通じて、パンダの出産や赤ちゃんの成長過程を見守ることができる。中継は4カ月にわたって続けられ、命名ルール募集や名前募集などの関連イベントも予定されている。中国新聞網が伝えた。
同イベントは四川省観光局、成都パンダ繁殖研究基地などが計画し、複数の動画共有サイトが実施するもの。今後4カ月にわたり、ネットユーザーは動画を通じて赤ちゃんパンダの産声を聞き、赤ちゃんが耳が聞こえるようになり、白黒の毛が生えそろい、目が開き、ハイハイをし始め、おっぱいを飲み、木登りをし、笹を食べる様子を見守ることができる。
主催者側によると、8月中旬には「命名ルール募集活動」がスタート。成都パンダ繁殖研究基地がパンダの家族の命名に関する様々なエピソードを紹介するほか、ネットユーザーを招いて命名のルールについて討論する(どのように名前をつけるか、赤ちゃんは父親と母親のどちらの名前を受け継ぐべきかなど)。
9月中旬には赤ちゃんパンダの名前募集活動がスタートする。命名を通じて彼らの個性を際立たせると共に、全世界に向けてパンダやコンパニオンアニマルへの関心を呼びかけ、国際パンダデーの設立を呼びかける。
11月20日には著名人などを招き赤ちゃんパンダの命名式を開催。12月中旬には赤ちゃんパンダとの触れあいイベントも計画されており、名前募集活動で候補となったネットユーザー5人がパンダ繁殖研究基地を訪れ、赤ちゃんパンダと触れ合う。(編集SN)
「人民網日本語版」2014年8月13日