無錫　企業のペーパーレス通関を実現

江蘇省無錫市の税関が伝えたところによると、今年に入ってから無錫税関は企業160社と通関業務のペーパーレス化合意に調印し、管轄エリア内でこの合意に調印した企業は2千社を超えた。今年1～6月の通関ペーパーレス化率は83.86％に達した。「人民日報」海外版が伝えた。

通関業務のペーパーレス化とは、企業が通関の申告から貨物の荷下ろしまで、通関に関連する書類と付随する紙の書類のすべてを電子データに切り替えることを指し、これにより企業は申告から通関まですべての過程をネットで行えるようになる。従来の通関方法に比べ、ペーパーレス化通関では企業は税関の開庁時間や場所に制約されず、いつでも自由に申告することが可能になる。証明書、納税、抜き取り検査の必要がない申告であれば、24時間いつでも無駄のないスムースな通関手続きを行うことができる。特にリスク判断で「低リスク・スピード荷下ろし」とされた申告については、企業はどこにも行かず、社内のパソコンの前にいながらにして、すべての手続きを完了させることができる。（編集KS）

「人民網日本語版」2014年8月8日