中国科学技術部(省)国家遥感(リモートセンシング)センター副センター長の景貴飛氏は2日、第1回中国北斗応用サミットに出席した際に、「北斗測位システムのサービスを拡張する羲和システムは、実験室内で誤差3メートル、室外で準メートル級の高精度持続測位を実現する」と述べた。人民網が伝えた。
景氏は、「北斗のシルクロード応用における実践と展望」と題する報告の中で、「羲和高精度持続測位サービスシステムは、国家ハイテク研究発展計画(863計画)の科学研究の成果だ。羲和システムは北斗衛星測位・信号サービスを拡張し、実験室内で誤差3メートル、室外で準メートル級の高精度持続測位を実現する。同システムは北京・天津・湖北・上海などの都市で使用されている」と説明した。
中国科学技術部はASEANの科学技術パートナーに、北斗衛星の精密な測位サービスを提供する。まずはラオスのビエンチャン、カンボジアのプノンペンで北斗連続稼働参考システムを建設し、中国衛星導航定位応用管理センターと協力し、ユーザーに高精度のリアルタイム測位サービスを提供する。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年9月4日