2014年9月5日  
 

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「大学入試制度改革」新ラウンドが始動 (2)

人民網日本語版 2014年09月05日13:51

△大学入試、理系・文系の区別を廃止

社会からの広い関心が集まっている入試科目設定の問題に関し、「意見」では、大学入試における理系と文系の区別を廃止することが明確に定められた。受験生の総合成績は、大学入試の国語・数学・外国語3科目の得点と高校在学中の3科目の学業成績の合計で構成される。この新方案の試行は、今年、他都市に先駆け、上海と浙江の大学入試で実施される。

△特待生への加点制度廃止

中国では、1950年代以降、「補償」と「奨励」の面から、加点政策が実施されてきた。だが、実施の過程において、加点制度の種類があまりにも多く、過度の加点、特に資格ねつ造などの問題が時折発生していた。このような状況に対応するため、今回の改革では、加点政策について以下の装置が講じられることになった。

(1) 2015年以降、体育や芸術などの素養を持つ特待生に対する加点を廃止する。

(2) 地方に特化した加点制度を重点的に廃止する

(3) 保留する必要があると見られる加点については、加点配分を合理的に定め、過度の加点については調整する

(4) 受験生が持つ資格に対する加点審査を強化する


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