文化は違っても思いは通じる
スウェーデン・アカデミーは9日、2014年のノーベル文学賞を仏の作家パトリック・モディアノ氏に授与すると発表した。莫言氏は1984年、モディアノ氏の小説を読んだといい、「深みある作家。さびしがりやで控えめな作家でもある。彼の作品は目立たない人の生活をテーマにしたものが多い。3-4万字と、短めの作品が多いが、とても生き生きしている」と高く評価した。
そして、「民族と民族の交流や国と国の交流は、はっきり言えば心の交流。心から良心的に接すれば、相手もそれを感じる。決まり切ったあいさつをするだけで、思いを込めて何かをすることがなければ、うまくいかない」と、文化は違っても、思いは通じることを強調した。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年10月13日