2014年10月16日  
 

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第4四半期の中国経済 安定上昇の見込み (2)

人民網日本語版 2014年10月16日08:14

中央財経大学経済学院の張鉄剛教授は取材に答える中で、「政府による改革のメリットを発揮させる措置や国内外の経済に関わる者の中国経済に対する信頼感なども、経済の動向を判断する上で軽視できない要因だ。まもなく第4四半期に開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)と中国共産党の第18期中央委員会第4回全体会議も、中国経済に対する人々の期待と信頼感を高め、経済の安定上昇にプラスに働くことが予想される」と述べた。

▽方向性と質がスピードを上回る

粗放型から集約型へ、川下から川上へ、成長ペースの重視から発展の質の重視へ。中国という経済の巨艦は自身の進むべき最良の方向をしっかりとつかまえてきた。アナリストは、「中国経済の質と効率の向上にはなお大きな可能性がある。これは挑戦であり、チャンスでもある。目を未来に向ければ、『質の高さ』という命題が『高度成長』に取って代わり、中国経済の一番目の特徴になることが予想される」と指摘する。

劉所長は、「中国経済の規模はすでに大きくなっているが、はっきり意識しなくてはならないことは、中国は産業構造の比率、国内総生産(GDP)の一人あたり平均、購買力水準などといった発展の質を反映する指標で、米国、日本、欧州などの先進国とはなお大きく隔たっているということだ。そのためには質の発展が速度の発展より上であるという理念を堅持することが必要だ。経済の質を絶えず向上させることを土台として合理的なペースを維持すれば、螺旋状に上昇する良好な循環を形成することができる」と話す。(編集KS)

「人民網日本語版」2014年10月16日


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