〇理想の相手は、自分自身で見つけるべき
若い独身男女が「相手と出会う方法」として多かったのは順次、「自分で探す(87.6%)」「友人の紹介(73.1%)」「結婚仲介機関を通じて探す(21.5%)」だった。「自分で探す」理由については、「最も効果的(51.9%)」「最も安全(48.7%)」「最もコストがかからない(55.9%)」などの回答が寄せられた。
また、独身者が「恋愛相手」に求める3大条件は順次、「気質・性格(69.1%)」「モラル・人柄(58.1%)」「話が合う(41.4%)」で、経済的な条件を求める人は32.5%にとどまった。
しかし、「結婚相手」となると、様子が異なり、経済的な条件が上位2位を占めた。独身者が「結婚相手」に求める3大条件は順次、「安定した収入(83.1%)」「ある程度の貯蓄(76.7%)」
「愛情面での基盤(41.7%)」だった。「マイホームがある(26.3%)は第4位。また、「結婚相手に対する条件は皆無」と答えた人も3.8%いた。
広州市青年文化センターの王健平・センター長は、「今回の報告には、極めて実利的な広州の若者たちの恋愛・結婚観が反映されており、配偶者選びと結婚、いずれにおいても、性格面での相性や愛情面での結び付きと経済面での共同負担を同じように重視している状況が見て取れる」と指摘した。
〇専門家:「大学生の恋愛離れ」が心配
「大学時代に大いに恋愛をすべき」と考えている回答者は6割近くに達したが、実際には、「大学在学中に恋愛をしたことはなかった」と答えた人は55.9%に上った。
広州市青年文化センター恋愛結婚研究センターの胡展鴻・副センター長は、「これは憂慮すべき結果だ。彼らが卒業して仕事についた後、家族、友人、自分自身の圧力に押され、婚活に馬力をかけなければならない状況に迫られる。だが、恋愛経験が不足していると、結婚という人生の大きなハードルを、なかなか乗り越えることができない」との見方を示した。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年11月3日
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