クレヨンしんちゃんの名物芸「お尻丸出し」、「ぞうさんの歌」は、インドネシアのテレビとは無縁になるかもしれない。インドネシアの放送委員会が、クレヨンしんちゃんをポルノに指定し、テレビ局に番組を打ち切りにするか、深夜に放送するよう求めたからだ。西安晩報が伝えた。
インドネシア政府の放送委員会(KPI)は今週、この日本のアニメ作品を「危険」の次にあたる「注意」と位置づけた。アガサ・リリー理事は、「一部のギャグシーンは、子供にとって下品で相応しくない。体の一部を見せる内容は完全なポルノとは言えないが、少しはそのような要素があり、結びつけられる」と指摘した。
KPIから警告された、クレヨンしんちゃんを放送している地元テレビ局は、「問題が懸念される」内容に対してはモザイクをかけるかカットすると表明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年10月10日