BRICS首脳会議が15日にブリスベンで開かれ、中国の習近平国家主席、ブラジルのルセフ大統領、ロシアのプーチン大統領、インドのモディ首相、南アフリカのズマ大統領が出席した。各国首脳はBRICS協力および重大な国際・地域問題について踏み込んで意見交換し、高度の共通認識にいたった。
習主席は「経済協力はBRICSの発展を促す持続的原動力だ。われわれは開放、包括、協力、ウィンウィンというBRICS精神に基づき、引き続き大統合市場の構築、金融の大流通、インフラのコネクティビティ、人・文化面の大交流に引き続き尽力し、経済協力長期計画をまとめ、より緊密な経済パートナーシップを構築する必要がある。BRICS開発銀行とBRICS外貨準備金の設立は重要事であり、しっかりと実行する必要がある」と指摘。
「BRICS協力は政治と経済の『両輪』駆動を実現し、世界経済のエンジンになると同時に、国際平和の盾となり、国際政治・安全保障分野の調整・協力を深化し、国際的な公平と正義を守る必要がある」と強調した。