2014年APECが閉幕し、北京国家会議センターも、会議・飲食・宿泊など各種関連任務をつつがなく終了した。APEC開催を担う「メイン施設」としての役割を果たした同センターは、ビジネス活動に利用されるコンベンション施設から、国家行事を行うための接待施設へと、見事な変貌を遂げた。新京報が報じた。
国家会議センターAPEC接待業務保障工作チームのリーダーを務めた、北京北辰実業集団会長で党委員会書記の賀江川氏は16日、「今回のAPECには約7千人が参加し、国家会議センターでは、210回の様々な会議・活動、165回の会食が行われ、約9万1千人の関係者に対して各種サービスを提供した。また、メディアセンターは、11月4日から11日まで開設され、国家会議センターに設立されたAPECプレスセンターも、8日間にわたり運営された」と述べた。
また、賀江川氏は、「今回のAPEC接待業務保障工作を展開した国家会議センターの最大の革新ポイントは、主にビジネス活動に利用されるコンベンション施設から、国家行事を行うための接待施設へと、見事な変貌を遂げた点だ。これは、同センターの発展の道のりにおける、重要な一里塚的な意味合いを持っている」と強調した。
国家会議センター市場部によると、同センターは、最も先の予約では、すでに2021年の予約が入っているという。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年11月17日