2014年11月19日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

Apple新浪騰訊人民LINE微信RSS
人民網日本語版>>科学技術

中国国際工業博覧会、中国製の様々なハイテク設備が出展 (2)

人民網日本語版 2014年11月19日14:05

中国の生物、医療、電子材料・計器、航空・宇宙などの科学研究と生産の発展には、信頼性・安定性・利便性の高い低温装置が必要だ。細胞・骨髄・血液・薬品・サンプル・生物材料などは、-80度、さらには-150度の冷凍装置に保存しなければならなず、中国は長期的に、輸入に依存してきた。海外市場の独占と技術封鎖の局面を打開すべく、張教授の研究チームは中国独自の装置を開発し、ハイアールと協力し設備の産業化を推進した。

同プロジェクトは初の製品開発から、-25度、-40度、-60度、-70度、-86度、-150度と記録を更新し続け、11シリーズの10数種の製品を開発した。研究チームは2014年8月に、中国で最大規模の低温冷凍庫シリーズの生産拠点を建設し、中国の医療・生物などの科学研究機関の低温冷蔵庫購入コストを約50%削減した。

高速鉄道の緊急ブレーキ

同済大学、空力ブレーキを開発

高速列車の制動(ブレーキ)は、列車の安全運行に直接関連する。空力ブレーキはクリーンな非粘着制動方式で、高速列車の制動技術発展の重要な方向の一つだ。同済大学鉄道・都市軌道交通研究院の韓斌教授は中国南車四方機車車両股フェン有限公司、上海厖豊交通設備科技有限公司と「高速列車空力制動」というコア技術を共同研究し、空力ブレーキを開発した。この国内で初めて開発された空力ブレーキは、列車の天井部に設置され、緊急始動時に開かれる。

同技術は2012年6月に、より高速な列車を目指す試験に使われる列車に取り付けられ、2014年5−6月に滬昆線(上海-昆明)の南昌区画で時速350キロなど特殊状況の運行試験を完了した。同技術は現在、高速列車での使用条件を満たしている。(編集YF)

「人民網日本語版」2014年11月19日


【1】【2】

関連記事

コメント

最新コメント