3D映画の最高の体感が、映画ファンを魅了している。ホームシアターの設置を検討しているが、3Dプロジェクターがリビングの空間を損ねることで迷っている人も多いのではないだろうか。上海理工大学が発表した情報によると、同校の庄松林氏が率いる研究チームが開発した、超短距離3Dプロジェクターがこの問題を一挙解決した。3Dプロジェクターはこれにて「自由の身」になった。上海理工大学のこの新しい成果は、11月4日に開幕する2014年中国国際工業博覧会(上海)に登場する。人民網が伝えた。
この「VH410-3D」と呼ばれるプロジェクターは、壁に接するように設置するだけで、壁に映し出された100インチのダイナミックな画面を楽しむことができる。
研究チームの張大偉教授は、「プロジェクターの投射光は拡散反射する。プロジェクターによる映画鑑賞には、目を刺激するテレビと比べ、ほぼ無害という利点がある」と説明した。
同製品は設計・開発の段階でデジタル化時代の需要を十分に考慮した。同製品はすべての3D規格を支援し、環境に対する自動感光機能を持ち、節電を促す。また同製品はアンドロイド4.2を搭載し、豊富なI/Oインターフェースを持ち、無線もしくは有線でオンライン映画を鑑賞できる。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年11月3日