きょう11月19日は第13回「世界COPDデー」。慢性閉塞性肺疾患(COPD)は「沈黙のキラー」と称され、世界で4番目の死亡原因となった。英国のある研究によると、カラオケをよく歌うことが、COPD症状緩和の手助けとなる。金陵晩報が伝えた。
英カンタベリー大学の最新研究は、日頃からカラオケを歌うことがCOPD症状の緩和に有効であり、患者の呼吸状況を改善することを発見した。同大の研究者は、歌を歌うことがCOPDを改善する理由は、一連の動作が患者にとって軽やかに息を吸い、深呼吸をし、肺内部の排気を浄化するのに効果的であるから、とみている。よってCOPD患者は毎日、歌を練習することで、症状緩和につながる。
南京市中西医学結合病院呼吸器内科の蒋光・副主任医師によると、歌を歌う際の腹式呼吸は、呼吸筋を効果的に鍛えることができ、肺機能の改善に有利で、肺活量を増加させる。(編集HT)
「人民網日本語版」2014年11月19日