▽無人技術の応用
米国防総省の元政策分析官によると、第1次世界大戦に始まった航空機の戦争利用は、第2次世界大戦のドイツの電撃戦における航空機・兵士・戦車の連携によって初めて本格化し、高い殺傷力を備えるようになった。無人技術の開発コストが下がれば、各国は、無人の軍艦や潜水艇、車両の設計を急ピッチで進めることになる。「技術的な難度は低くなっており、将来の戦場は無人機ばかりという状況が訪れる可能性も高い」
無人機を使えば、飛行士を危険にさらさずにすみ、遠隔操作の攻撃が可能となる。撃ち落とされても捜索や救助をする必要はない。