第1次世界大戦勃発の1914年から100年。戦争の形にはこれまで、それほど大きな変化はなかった。だが20世紀に入ってからの技術革新は、過去のいかなる時期よりも速い。これにつれて武器もますます進化し、精密化しつつある。科技日報が伝えた。
第1次大戦の数十年前、スウェーデンの科学者、アルフレッド・ノーベルはダイナマイトと雷管の発明で有名になり富を築いた。だが爆薬が虐殺に使われることになり恐怖を抱いた彼は、財産の一部を寄付し、平和を推進するためのノーベル平和賞を創設した。
米誌「USニューズ&ワールド・レポート」のウェブサイトにこのほど、未来の戦争で使われることになりそうな新たな技術を紹介した記事が掲載された。そこには、科学を破壊に用いることに対するノーベルの不安も覚えておかなければならない。