展覧会「共鋳大器ー中日共同製作 宜興陶磁器展」が25日、東京で開幕した。同展に出品されている陶磁器は、中日両国の著名人が直筆を入れて絵付けをし、中国人の伝統工芸家が焼くという共同作業によって完成したもの。同展は、中日両国の文化芸術交流と相互理解を促進することを目的として開催された。人民網が伝えた。
今回の展覧会は、人民中国雑誌社と東京中国文化センターの共同開催による。開幕式は、25日に東京中国文化センターで挙行された。出品された芸術作品の見どころは、中日両国の各界著名人や名人による共同製作品という点だ。つまり、中日両国の政界・文化界の著名人が記念の言葉を宜興陶磁器に直筆でしたため、焼成されている。
在日本中国大使館の韓志強・臨時代理大使が、開幕式で挨拶に立ち、「今回、共同で創作されたのは、芸術品だけではない。より重要なことは、これらの芸術品には、中日両国の友好に対する両国政治家・芸術家の期待が込められているという点だ」と強調した。日本の鳩山由紀夫・元首相は、「共同創作品と同じように、中日両国が共に努力し、中日両国の前途洋々たる未来を構築していくことを望む」と述べた。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年11月27日