北京の公園管理センターは27日、今月アジア太平洋経済協力(APEC)非公式首脳会議が開催されていた期間中、各エコノミーの首脳やその配偶者、代表団などが頤和園、天壇、北海など北京の公園6カ所を観光した際に、利用したルートを公表した。公開されたルートは、「世界文化遺産の旅」、「歴史ある名園の旅」、「スペシャライズドガーデンの旅」と命名されている。これらのルートで観光すると、各公園の見どころを限られた時間内に、効率的に巡ることができる。北京青年報が報じた。
習近平国家主席の彭麗媛夫人は11日、9エコノミーの首脳夫人を、頤和園に案内した。当時の詳しいルートが27日に公表された。同ルートを行くと、2時間で頤和園の代表的なスポット「朝政事務エリア」、「皇帝皇后生活エリア」、「観覧エリア」の3カ所を巡ることができる。
公開されたルートを通ると、観光客は首脳らの足跡を追いながら、美しい建築物や珍しい植物など、中国独特の文化を楽しむことができる。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年11月28日