年の瀬を迎える中、重慶晨報が重慶のサラリーマン810人を対象にオンライン調査を実施したところ、回答者の8割以上が年末ならではのストレスにさらされていることが分かった。重慶晨報が報じた。
同調査では、回答者の68%が、「今年の任務を達成していない」と嘆いた。うち、39%が「4分の3終わった」、21%が「半分しか終わっていない」、8%が「半分以下」と答えた。「既に達成した」との回答は10%にとどまった。「達成すべき任務はない」との答えも22%あった。
「年末総括などの事務が繁雑」
ストレスの理由について、回答者の53%が「年末総括などの事務が繁雑」、42%が「今年一年なんの進歩もなく、成果もない」、28%が「今年の任務の達成が困難」と答えた。
重慶の求職サイト「智成人材網」の陳林・市場業務主任は、「毎年年末になると、通常業務に加えて、1年間の業績をまとめたりする時間も取らなければならず、多忙を極め、サラリーマンのストレスが高まる。また、1年を総括してみて初めて、ほとんど成果が出ていないことに気付き、がっかりする人も多い。今の会社や仕事が自分に合っていないのではと考え始める人もいる。そのため、年末になると転職を考え始め、年末年始に実際に転職する人が急増する」と分析している。