■海外の中国語メディアや華僑・華人が協力して南京大虐殺犠牲者国家追悼日をバックアップ
世界5大陸の14カ国・地域の海外の中国語メディア16社の取材団が12月初旬に記念館に訪れ、歴史学者とともに座談会を行った。
座談会では、海外の中国語メディアが次々と、現時点での南京大虐殺の歴史に関わる海外宣伝の状況は不十分であると発言した。各メディアは、自身の情報発信能力の強みを活かして、南京大虐殺の真相をもっと世界に広めていきたいと語った。
初めて迎える南京大虐殺犠牲者国家追悼日は南京大虐殺の真相を伝える絶好の機会である。劉成氏は、「日本在住の80万人の華僑・華人が12月13日の南京大虐殺犠牲者国家追悼日を心待ちにしていると同時に、海外の数千万人の華僑・華人もこの日の到来を心待ちにしている」と語る。
米国のサンフランシスコ在住の華人である収集家、劉磊氏は、「南京大虐殺犠牲者国家追悼日は生命への記念および供養であると同時に、戦争への反省でもある」という見方を示した。
海外の華僑・華人が収集した貴重な史料は、中華民族がかつて経験した歴史の変遷の証人であると同時に、中華民族の決して消えることのない歴史の記憶を今も守り続けている。
写真 米国籍華人の魯照寧さんが寄付した南京大虐殺の貴重な史料(写真出典は揚子晩報)(編集MZ)
「人民網日本語版」2014年12月16日