中国の旅行サイト最大手の「携程網」は中国の旅行社約1千社と提携し、ツアー旅行とフリープランの商品を準備。同サイトを通して、数十万人が海外旅行に出かけることになりそうだ。
春節の海外旅行は普段よりも価格が高騰するものの、ほとんどの路線の半分以上が予約で詰まっている状況。うち、最も人気の旅行先はタイで、以下、日本と韓国が続いている。また、大型連休となるため、米国やオーストラリア、中東諸国、アフリカなども人気となっている。一部の路線は残り数が1ケタとなっている。携程網の商品マネージャーは取材に対して、「遠出となるツアー旅行のうち、人気の旅行先は19-21日の予約が8割方つまっている」としている。
一方、フリープランはまだ予約に余裕があり、飛行機チケットやホテルなどに多くの選択肢が残っている。また、セットで予約すると30%ほど節約できる商品もある。そのほか、Wi-Fiや一日ツアー、レンタカー、食事、入場券などの予約もできる。
そのほか、「万達旅業」は最近、「同程網」との提携を発表。「万達旅業」傘下の全ての旅行社の在庫が、同程網で予約できるようになった。そのため、フリープラン商品の価格が下がるのではと期待されている。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年12月24日