世界ラーメン協会(WINA)が世界15カ国を対象に実施した各国国民のインスタントラーメン(即席めん)摂取量に関する調査によると、2013年、中国のインスタントラーメンの年間消費量は462億2千万個で、世界トップに立った。国民1人あたりの年間消費量で見ると、韓国が74.1個でトップ、2位はベトナム(60.3個)、3位はインドネシア(57.3個)だった。中央人民広播電台(中国の国営ラジオ)「中国之声」の報道番組「新聞晩高峰」が伝えた。
調査対象となった国家が15カ国にとどまった背景には、インスタントラーメンを食べる習慣がある国が少ないという状況があると考えられる。インスタントラーメンを頻繁に食べる国として挙げられるのは、何と言っても中国と韓国だ。韓国では、国民が昼食にインスタントラーメンを食べることが多い。韓国でのインスタントラーメンの代表的な作りかたは、(1)鍋に湯をわかす (2)調味料を入れる (3)麺を入れる (4)強火で5分煮た後、2分蒸らす、という順序で、中国とほとんど違いはない。
そうそう、最後のプロセス「(5)出来上がったラーメンにキムチを乗せる」は、中国では見られない習慣だ。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年12月22日