国家衛生・計画出産委員会の公式サイトが29日に発表した情報によると、中国初のエボラ熱ワクチンが臨床試験の許可を受けた。京華時報が伝えた。
中国人民解放軍総後勤部が発表した情報によると、軍事医学科学院生物工学研究所が、天津康希諾生物技術有限公司と協力し独自に開発した遺伝子組み換えエボラ熱ワクチンが、このほど軍隊特需薬品臨床使用許可を獲得し、近日中に人体実験を実施することになった。同ワクチンは米国とカナダに続き世界で3番目に臨床試験の段階に入ったエボラ熱ワクチンで、世界初の2014年型エボラ熱ワクチンでもある。これは国家重大伝染病予防科学技術重大特別プロジェクトの、新型・突発性伝染病予防分野で成し遂げられた重大な進展だ。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年12月30日