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各企業がボーナスで話題競う 某台湾企業は「環境に優しい棺」支給

人民網日本語版 2014年12月31日15:30

温州市永嘉県のある社長が、年末のボーナスとして、従業員に「100元札のつかみ取り」を提供し、最高で2万元(約38万円)を手にした者もいたという。このエピソードはネットで大きな話題を呼び、騰訊(テンセント)董事会主席の馬化騰氏も議論に参加し「私の会社で働きなさい。一人1億元(約19億円)を…」と冗談をとばした。新京報が伝えた。

これまでに公開されている資料から、多くの「土豪」(金遣いが荒く品のない金持ちを表す言葉)企業が大量の現金や豪華観光、日本の女優を招いた忘年会、両親を招いた忘年会といった話題性のある年末ボーナスを提供していることがわかる。一方、饅頭一箱や社長が廟で祈祷した際にもらった赤いベルト、最高賞金額が500万元(約9631万円)の宝くじ1枚だけなど、「懐の寒い」企業も負けじと「独自」の年末賞与を支給しているようだ。

今年も企業従業員の「年末のボーナスがなければ、ぐれてやる!」といった叫びが聞こえるが、2014年の忘年会ではどういった驚愕ボーナスが発表されるのだろうか。

去年話題になった年末ボーナス

驚愕の高額ボーナス

ある不動産会社が2013年の忘年会で支給した給与や賞与の総額は1100万元(約2億円)に達し、従業員は最高で200万元(約3852万円)を手にした。

思いやりボーナス

あるベンチャー企業の行政・財務兼炊事担当の従業員は2013年の忘年会で、鶏がらスープの素1缶を手にした。社長は「2014年は肉の多いメニューにしてやってくれ」と書かれた紙と現金を一緒に袋に入れて渡したという。

直接的なボーナス

劉強東は京東商城の2013年忘年会で、現金50万元(約962万円)を抽選方式で会場で支給し、別の50万元を残業中の従業員に支給した。

「土豪」ボーナス

金山ネットワークは2013年の忘年会で、最優秀従業員10人に8か月分の月給と10万元(約192万円)相当の金のネックレスを贈った。

「奇妙」なボーナス

台湾のある企業は2013年の忘年会で、棺おけを賞与として支給した。社長によると、環境に優しい棺で、価格は1万(約3万7758円)~1万2千(約4万5310円)新台湾ドル相当だという。(編集YH)

「人民網日本語版」2014年12月31日

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