中国南車株洲電気機関車研究所が独自開発した次世代列車ネットワーク制御システム技術が、国際電気標準会議(IEC)の相互接続テストに合格し、国際市場の「通行証」を取得し、海外の技術独占を打破した。新華社が伝えた。
列車ネットワーク制御システムは列車の「大脳」で、高速鉄道、地下鉄、内燃機関車、電気機関車などの軌道交通設備、伝導機器、風力発電などに幅広く活用される。同技術は機関車全体の電気設備の各種制御装置を結びつけることで、モバイルネットワークにより機関車全体の安全・安定運行を実現する。
同研究所研究院基礎・プラットフォーム研究開発センター長の尚敬氏は27日、「当方が開発したDTECS-2システム技術は、イーサネット、交換技術、無線通信の3大技術を核心とし、列車の制御・診断などの情報とデータ伝送プラットフォームの統一を実現し、列車の通信速度(回線速度)を前世代の60倍にした」と語った。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年8月28日