白雪姫の魔法の鏡は世界で最も美しい人を教えてくれるだけだが、現実の魔法の鏡は利用者をより美しく見せるメイクを提案してくれる。パナソニックは米ラスベガスで開催中の国際家電見本市「2015 International CES」でスマートな魔法の鏡を展示し、多くの目を引きつけた。この製品は顔の欠点をすべて分析し、より美しく見せるメイクを調べてくれる。広州日報が伝えた。
パナソニックコンシューマーエレクトロニクスのジュリー・バウアー社長は、CESの会場で同製品を展示した際に、「この装置は利用者の皮膚のコンディション、顔の輪郭、しみ、その他の顔の問題を分析し、最も適したコスメとケアを教えてくれる」と述べた。
この魔法の鏡に内蔵されている高画質カメラは利用者の顔の特徴を分析し、細かなシワや肉眼ではとらえがたい毛穴などのすべての欠点を指摘し、一連の美容製品と美容方法を推薦してくれる。
同製品はさらに顔の欠点を追跡することが可能で、美容のためにお金を支払う価値があったかを判断できる。例えば女性が高級なナイトクリームを購入し、1カ月後も皮膚に改善が見られなかった場合、このクリームに別れを告げることが可能だ。
◆最良のメイクを試すことも
この製品にはさまざまな化粧方法が内蔵されており、眉の形、アイシャドウ、口紅、チークルージュなどを選択できる。利用者は無線リモコンもしくは音声によって選択し、自分に最も適したメイクを試すことができる。
展示ブースの職員は、ヘアサロンや美容院に同製品を使用するよう提案した。顧客は髪を切る前に新しい髪型を試し、眉を手入れする前に新たな形が自分の顔に合うかをチェックできる。この女性職員は、「化粧品店はこの製品により、消費者の異なる顔の状況に基づき需要を満たし、積極的に消費者を引きつけることができる。同製品は医療用や教育市場でも潜在的な発展の空間を持つ」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年1月12日