日本のパナソニックが明らかにした最新の情報によると、同社は近く、米国の電気自動車メーカーのテスラモーターズと共同で電池工場を建設する。双方はすでに研究開発チームを立ち上げており、計画では今月中にも工事がスタートすることになっている。「新京報」が伝えた。
パナソニックとテスラは2011年に合意に調印し、4年以内にパナソニックからテスラへ自動車用リチウムイオン電池6億4万個を提供することになった。提供数はその後18億個に増えた。今年2月にはリチウムイオン電池工場の共同建設を発表し、テスラの年50万台の生産能力に必要な電池を提供するとし、今回この構想がついに実現する運びとなった。
パナソニックはここ数年の間に、赤字を出していたプラズマテレビ事業や携帯電話事業などを次々に切り離し、新エネルギー分野へと積極的に駒を進めている。09年に三洋電機を買収すると、新エネルギーの発展によって業務の新たな成長源を見つけることを計画。これにはリチウムイオン電池、太陽エネルギーなどの事業が含まれる。パナソニックはテスラとの協力以外にも、中国市場で多くの自動車メーカーと協力して車載型電池事業に取り組んでいる。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年6月6日