(8)インターネット金融
2013年はインターネット金融の元年と呼ばれたが、昨年も注目は続いた。「微信」(WeChat)が打ち出したプロモーションで幕を開けた昨年のインターネット金融業界は、様々な変化を起こし、従来の金融機関にIT企業の実力を思い知らせることとなった。
めまぐるしい発展の過程で「余額宝」や「理財通」などの投資商品は勢いを落とし、ビットコインは各国の中央銀行の警戒を受け、バーチャルクレジットカード「創新」は取引停止となった。だがモバイル決済やP2P融資、株式クラウドファンディング、インターネット銀行などの発展で、インターネット金融はさらに進化し続けている。